君に Ⅰ
俺は、舞歌のことを考えていた。
あのときの舞歌の顔。
私、頑張るねって言ってたような気がした。
舞歌の顔を見てから1時間30分が経過した。
瞬が警察の人と話した後、戻ってきた。
瞬が話しかけてきた。
「今から10分後に校内に突入するらしい。」
「舞歌はどうするんだ・・・?」
瞬の顔が暗くなる。
「強行突破だから、もし人質とかにとられてたら、そのまま殺されてしまうかもしれないということだ。」