君に Ⅰ

俺の頬に涙が伝った。




俺は、舞歌に何かを叫んだ。


何を言ったか分からない。



数分たち、





みんながベッドから離れた。



俺はふらふらしながら、ベッドのほうに行った。


「舞歌・・・。」



みんな退室していった。


俺は、舞歌の手を握る。




まだ温かかった。



< 148 / 175 >

この作品をシェア

pagetop