君に Ⅰ

「えへへー。待ちきれなくって、迎えに着ちゃった♪」

それから公園によって少しだけ話した。



メールで話すより、会って話したほうがやっぱり何倍も楽しかった。






上を見上げたとき、光が目に差し込んできた。


気がつけば、季節はもう夏だった。



「もう夏だねー。」

まっちゃんがポツリとつぶやいた。


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