愛しの彼は芸能人《短》
「……あ、そうだ」
玄関まで一度行った彼は
引き返してくると
私の耳元に顔を近づけた。
「帰ってきたら、さっきの続き
しような」
『!?!?//////』
真っ赤な顔をしているであろう私の顔を
満足げに見下ろすと
今度こそ、彼は玄関から外へと出て行った。
彼が帰って来る前に
速やかにお風呂に入って寝よう……。
彼の後姿を見ながら
そうスケジュールをたてた私でした。
。えんど。