愛しの彼は芸能人《短》





『心から愛してるのは

お前だけだ……

これからも、ずっと……お前だけ』



「お前俺を馬鹿にしてるな?」



ピクッと眉が動いて

私の上に覆いかぶさってくる。



『ぎゃあぁ!!タイム、タイムゥ!!』



「タイムなんてねーよ。

俺を怒らせたら怖いぞ??」





恐ろしいくらいにこやかな笑顔の彼は

急に真顔になると


『か、魁君??』


「心晴。…好き」



そういいながら

私の唇に自らの唇を重ねた。




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