騙されないんだからネッ!【完】




「………何があった?

オレに話せないか?」



光希には知られたくない………



「…………」



私はただ首を横にふった




「そうか………

でもなこれだけ知っててくれ
オレはどんな事があってもオマエの事を軽蔑しない」



光希…………




そんなに私を甘やかすようなこと言わないで?


私がそんな環境に慣れてはいけないの………


でも明らか今は何か伝えた方がいいだろうから………



「私、お兄様………皐月お兄ちゃんと仲が悪いの……
それて今日帰ってくるみたいで……
会いたくないから友達の家に泊まるとお父様に言った」



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