河の流れは絶えず~和泉編~
おばさんめ、さっそくばらしてくれて、そう思いながらおばさんを見ると、あさってのほうを見て飯を食っていた。

俺の恨めしそうな顔を見たのか、おじさんは、

「まあまあ、お志乃はさ、勘弁してやってくれよ。なんたって、息子同然の浩ちゃんに、いいこができたって聞いて、本当に喜んでいたんだよ。うれしい、うれしいって言ってなあ。」

その言葉は嬉しくもあったが、同時に複雑な気持ちをも呼んでいた。

いいこ、といってもいまだ、俺の片思いだ。

、、、、俺の独り相撲かもしれないんだし。

今日のデエトの約束も取り付けて、今の今まで浮かれていたのに、すっかり俺の心の中には不安が巣食ってしまっている。
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