銀色の宝石
「銀色の宝石」

それは、おばあちゃんがまだ私より小さい頃に、猟師をしていたお父さんから聞いた話らしい。












昔ー。
村はずれの森に「銀色の宝石」…その名に相応しい高貴な姿をした狼にも山犬にも見える獣がいたそうな。


その銀色の瞳は宝石のように美しく、毛皮は雪のよう真っ白で艶やかなものだそうだ。


村の人々は、その噂を耳にするなり金儲けを企み続々と森へ足を踏み入れて行った。








だがいくら待てど、村人は誰一人帰ってはこなかった。



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