my teacher


「瑠実、帰ろ!」


掃除の件はもちろん覚えてたけどあのすごく怖い顔、絶対なにかされそうな気がして、さぼろうと決めた。


「伊藤の言うこと聞かないと後で怖いよー?」


「いいのいいの!
さ、行こっ」


先生がよそ見している間に帰らないと気づかれたらやばい!


「…そうか、妃芽チャンはそんなにお掃除が好きなのかな?」


うわ…ば、バレた…
さっきより笑みが黒いよ…っ


「好きじゃないです…
…ちゃんと掃除してきます。」


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