曼珠沙華


体力差がある
安島と僕


運動神経が鈍い僕にとって
体育の授業ほど
苦痛な事はなく


二人組を組まされるたび
当然のように
声を掛ける安島


正直 苦笑するしかない


マラソン大会前日


「一緒に走ろうな」


そんな安島の言葉に
友達の信頼感も
何もかも捨て



僕は 当日
学校を休んだ


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