ねぇ、好き。下
その最初の悪口がスタートの合図のように、
他の人たちが、好きなだけ言いたい放題。
「長瀬さんさぁ、可愛くもないのによく凛くんのそばにいるよねぇ♪」
そんなの自分がわかってるさ。
「うんうん。うちなら、絶対無理ぃ。でも、うちは可愛いから大丈夫だもぉん」
ぶりっこだなぁ。
あたしだったら、アンタが無理だな。
「ウザいんだよ。凛、凛ってさ」
え…?
桜花…??
「桜花、なんで…」
「はぁ?そんなの、凛くんが好きだからに決まってるでしょ!?」
友達だと思っていたのに…。
突然、友達から裏切られる。
「友達だと…思ってたのに…」
「はぁ?うちとアンタが?笑わせないでよ。誰がアンタと友達になりたがるの?
マジ、ありえんでしょ」
「いっぱいいるよ。美紗がいる」