ねぇ、好き。下
あたしは、これからどうすればいいのだろう?
友達もいない。
家族はいるけど、きっと打ち解けることはできない。
あたしは、これからどうすればいいの?
どうしたら…
コンコンッ!
コンコン!
誰だろう?
看護婦さんかな?
「はい、どうぞ~」
「よっ!桃」
「あ…凛」
あたしは、岩佐くんに凛と呼んでと言われたからそう呼ぶことにした。
どうして、来たの?
どうして、来るの?
あたしのところに来ても、あたし記憶ないんだよ?
来ても、意味ないじゃん。
「どうして、来たの?」
「はぁ?どうしてって、友達だからに決まってんだろ?」
「友達…?こんなあたしと友達になっても意味ないじゃん」
「意味ないとか、あるとか気にしてんのか?」
「…」
だって、そうでしょ?
あたしといたって、記憶なんかないのに楽しいはずなんてないじゃん。