若葉町物語
そのテレビカードには、「千早13」と書いてあって、13枚目のテレビカードだということを意味していた。
私は、お礼を言うと、色紙を持って、ちぃすけの元へ行った。
プレイルームでは、数名の看護師と、安田さんと、琴ちゃんを含めたちぃすけの友達数人が私のことを待っていた。
私は、ちぃすけへの色紙を持ち直してから、ちぃすけの前まで車イスをこいで、ちぃすけと向き合った。
「ちぃすけ……退院おめでとう!」
私はそう言ってから、この日のために用意した色紙を差し出した。
「これは、私たちからの、ちぃすけへのプレゼント。受け取って。」
ちぃすけは、少し驚いたような顔をしてから、今まで、見たこともない笑顔を見せた。
色紙を受け取ると、照れながらありがとうと言うと、ちぃすけは外と4西との境界線から踏み出した。
私は、お礼を言うと、色紙を持って、ちぃすけの元へ行った。
プレイルームでは、数名の看護師と、安田さんと、琴ちゃんを含めたちぃすけの友達数人が私のことを待っていた。
私は、ちぃすけへの色紙を持ち直してから、ちぃすけの前まで車イスをこいで、ちぃすけと向き合った。
「ちぃすけ……退院おめでとう!」
私はそう言ってから、この日のために用意した色紙を差し出した。
「これは、私たちからの、ちぃすけへのプレゼント。受け取って。」
ちぃすけは、少し驚いたような顔をしてから、今まで、見たこともない笑顔を見せた。
色紙を受け取ると、照れながらありがとうと言うと、ちぃすけは外と4西との境界線から踏み出した。