若葉町物語


ホルモン調整するための輸液を1か月に1回3時間使って打ったり。



骨密度を高めるための錠剤を2週間に1錠飲んだり。


一番辛かったのは、成長ホルモンの注射。


毎晩、お風呂の後に自分で消毒して太ももに打つ。


小さな注射器に個別になっている針をつけて太ももに刺す。


最初は好きだった。


自分に自分で注射するなんて初めての経験だったし、自分でやるって言うのが少し大人になったような気分に陥るから。


でも、1年、2年と月日を重ねるごとに痛みが増した。


同じ場所に打ちすぎて、触るとへこんでいたり。


こんなことが幼かった私には辛過ぎて、親にやりたくないと泣いてせがんだ事もあった。


今は、成長も止まって薬を打つ必要が無くなったから、骨密度の錠剤を飲んでいる。


でも、どんなに頑張っても普通の人と同じ背にはならない。


< 64 / 66 >

この作品をシェア

pagetop