社長×秘書


「早くしてください!行きますよ!」


「分かったって」


こんな言い合いでさえも幸せだと思ってしまう


車へ戻ると冴木さんがにっこりと笑っていた


「おい、何笑ってんだ」


「いえ、もう少し時間がかかるかなと思いまして…」


ニヤッと笑った冴木さんを見て、自分の頬が赤くなるのが分かる



< 137 / 337 >

この作品をシェア

pagetop