社長×秘書


「そんなもの、夜ゆっくりやればいいだろ。
つまらないこと言ってないで、早く行くぞ」


「かしこまりました」


勝手に話を進める二人に口を挟む隙もない


車に乗り込むとすぐに社長が私の手を取った


何も言わずひたすら私の手を撫でている


社長が甘えているように見えて、何だか可愛く見える


思わず笑みがこぼれる



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