隠し蔵書ノ古書物語
「修一さん!待ってください!いったい何処へ行こうというのです!!私は嫌ですよ!殺人現場なんて!!」
街中で甲高い声が響いている。
手を引いている修一はとある場所までくると歩みを止めた。
修一が急に止まったもので、真子は勢いよく修一に激突してしまった。
「ちょっと!修一さん??」
真子が修一の傍らから顔を覗かせると、そこは真子が向かっていると思っていた殺人現場なんてところではなく、ただのカフェであった。
修一がせっせかと店内に入ると、気立ての良いウェイトレスが声をかけてくる。
「いらっしゃいませ。お客様は二名様ですか?」
若いウェイトレスが尋ねると、修一は店内を眺めた。
「いや、連れが来ている筈なんだが。」
「修一!!」
声がして、その方を見ると、死角だったのだろう角ばった奥の方の席に青年が一人座って珈琲を飲みながら手を振っていた。
街中で甲高い声が響いている。
手を引いている修一はとある場所までくると歩みを止めた。
修一が急に止まったもので、真子は勢いよく修一に激突してしまった。
「ちょっと!修一さん??」
真子が修一の傍らから顔を覗かせると、そこは真子が向かっていると思っていた殺人現場なんてところではなく、ただのカフェであった。
修一がせっせかと店内に入ると、気立ての良いウェイトレスが声をかけてくる。
「いらっしゃいませ。お客様は二名様ですか?」
若いウェイトレスが尋ねると、修一は店内を眺めた。
「いや、連れが来ている筈なんだが。」
「修一!!」
声がして、その方を見ると、死角だったのだろう角ばった奥の方の席に青年が一人座って珈琲を飲みながら手を振っていた。