あなたの瞳に映るのは。


――…

――…


ある夏の日。


俺のマンションに翔佑が来た。



…神妙な面持ちで。



なんかあったんだなー

ってことは、見てすぐ分かった。



「どうしたんだよ?」


単刀直入に聞く。


「相談あるんだけど…

いいか?」


「おう。

元々そのつもりだし(笑)」


「俺さ…


美桜に……」




< 108 / 198 >

この作品をシェア

pagetop