秘密の相談室
「あら 陽菜 気づいたみたいね?」

俺の母親の上條佐織が病室に来た。

「母さん… 吏真は?」

と訪ねると

「隣の部屋で寝てるわ。
よっぽどショックだったんでしょうね… 意識が戻るのは本人次第ですって…」

そう言って「今悠季が見てくれてるから 陽菜も落ち着いたら 吏真ちゃんの部屋に行ってあげて?」
部屋の番号のメモをくれた。





305号室
桜庭吏真

病室の番号と名前
間違いなく彼女の部屋だ。
コンコン… ノックをすると部屋のドアが開いた。

「………」
入れば? まるでそう言ってるかのように…


「…… 吏真さん バカ兄貴来ましたよ?」


悠季の言った言葉にトゲは含まれてるけど… 今はそんなこと気にしてる余裕がない。


すやすやと穏やかに眠っているように見えた。
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