秘密の相談室
安堵と同時に出た台詞

「このバカ吏真ぁ
心配掛けさせんじゃねーよ… てか… 京みたいにおれの事置いてく…なよ…
吏真まで居なくなったら…おれ… どうすればいい?」
思ったことを言葉に並べてるだけだから
もう支離滅裂だな


すると

「……ヒック……ヒック…ご…ごめんなさい…ヒック…」


ただ泣き続けてる彼女に言葉をかける代わりに
俺は吏真を強く抱き締めた。

気付かなくてごめん
生きててくれてありがと



そんな思いを込めて…
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