秘密の相談室
episode3 〜幽霊少女の恋愛事情〜
それはある日の事だった。
『こんにちわ!』

あたし 桜庭吏真は 目に見えないもの 耳で聞こえない事が見えたり聴こえたりする。


いわゆる“霊感体質”
だったりする。

「どうかしましたか? 愛らしい幽霊さん?」

あたしはにっこり笑って それに話しかけた。


『私のお願い叶えてください。』


幽霊の彼女は悲しい眼差しで あたし達を見つめた。




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