先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-


こんなのが現実だったら、心臓が止まりそうだ。


『ねぇ。貴方の名前、教えてくれない?』

『僕の名前は“トーヤ”だよ』


トーヤ


あっ。冬夜先輩と同じ名前だ。


『トーヤくんか。あたしの知り合いで、冬夜って人がいるんだ』

『そうなんだ?それよりも、君の名前を教えて?』

『ごめんね。まだ自己紹介してなかったね。あたしの名前は、黒埼日向。よろしくね?』

『よろしく、日向ちゃん』


それから暫くして、あたしの夢があるという場所についた。


その場所はポカポカと暖かくて、動物達が沢山いた。


< 128 / 159 >

この作品をシェア

pagetop