先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-
こんなのが現実だったら、心臓が止まりそうだ。
『ねぇ。貴方の名前、教えてくれない?』
『僕の名前は“トーヤ”だよ』
トーヤ
あっ。冬夜先輩と同じ名前だ。
『トーヤくんか。あたしの知り合いで、冬夜って人がいるんだ』
『そうなんだ?それよりも、君の名前を教えて?』
『ごめんね。まだ自己紹介してなかったね。あたしの名前は、黒埼日向。よろしくね?』
『よろしく、日向ちゃん』
それから暫くして、あたしの夢があるという場所についた。
その場所はポカポカと暖かくて、動物達が沢山いた。