先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-


『あぁ。この世界には、悪夢以外だったら何でもあるよ。君の夢がある場所に、僕が連れていってあげる』


そう言って男の子は、近くに止まっていたバスに乗った。


『早く来なよ。もう少しで出発するから』


そう言って、男の子はバスから手を出した。


あたしは迷わず、男の子の手を掴んだ。


そして、気付いたらバスの中にいた。


『あれ?さっきまであたし、バスに乗ってなかったのに…』


不思議すぎる。


『この世界では、バスに乗っている人の手を握ると、魔法でバスに乗れるんだよ』


これって夢?それとも現実?


あたし的には、夢であってほしい。


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