先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-


別に麦茶でも、いいよね…?


あたしは二人分の麦茶を持って、2階にあるあたしの部屋に向かった。


「お待たせ。…美雨、寝てるの?」


美雨から、規則正しい寝息が聞こえる。


「…麦茶、いれてきたんだけどなぁ。…疲れてたのかな?」


美雨って、近くで見るとお人形さんみたい。


美雨のご両親、美男美女だもんね。


そりゃ、美雨みたいに可愛い子が生まれてくるよ。


羨ましい限り。


「…本当に可愛いなぁ」


美雨を見ていると、お母さんになった気分。


ちなみに3歳児の。


< 4 / 159 >

この作品をシェア

pagetop