*£男子校のお姫様£*
第六章: 天然娘の憂鬱

第一節: 溜息の季節

「あ~、今日も雨かよ…。」

「しょうがないだろ、梅雨の時期なんだから。」

「「「「あ''ー!!」」」」

空はジトジト雨模様。

みんなのテンション下がるもんなー

先生の話を聞き流しながら、私はどんよりと曇った空を窓から見上げていた。
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