*£男子校のお姫様£*
突然のハプニングに周りの生徒達は驚きつつも、かなり暑かったのか、我も我もと
クーラーボックスに群がる。

そうだ。思い出した。
今いる方々キャーキャー言ってるけど、
かなりのお嬢様揃えだから、暑いところなんて基本行きたくないんだった…。

stormのメンツはライブの乱入に苦笑してるが、熱中症予防になると寛大にも許していただけた。
さすが!拍手を送りませう。

だけど、やっぱり乱入されたのはムカついてる様子。いつもニコニコしている和都くんの
顔が引きつっていらっしゃる。

すると…

「「「「あっ」」」」

と言う間に和都君はステージを降りてしまった。

皇「おいっ!和都!待て!」

和都くんを追って皇くんまでもがステージを降りた。

ぐんぐんと歩みを進めていく和都くん。
何だかそのオーラは黒くて、周りの女の子たちはキャーキャー言いながらもスッと道を開ける。

そして、和都くんが歩みを止めたのは…

「あ、どうも!お邪魔します!飲み物いかがですか?」

いい笑顔で接客する我がクラスメートの幸崎と来夏。そして申し訳なさそうな表情の陽(近藤さん)と楢村(土方さん)

和都くんが目をつけたのは…

和都「それ。」

陽が腰につけていた刀(木刀)

突然御指名を受けた陽はオズオズといった
風に木刀を差し出す。

先の見えない行動に周囲の注目は和都くんの
一挙一動に集まっている。

木刀を持った彼はコンコンと軽く叩くと
それを持ったまま楢村の元に歩みを進めた。

そして.手をきゅっと掴むとじっと凝視する。
「君さ、剣道やってるよね」

そうだ。確かに楢村は剣道をやってる。
かなり強くて全国大会優勝経験もある。

…というのは陽に前教えてもらったのだがw

にっこりと笑った和都は、

「ちょっとさ、手合わせ、お願いできるかな?」

かっ、顔は可愛いけど目が笑ってないっっ
Σ(ll゚艸゚ll

碧「あ、え…まぁイイですけど…。
急にどうして…?」

和都「えっとねー。ライブ中にも関わらず、
僕たちのファンにドリンクを配ってくれたことのお礼をしたいんだ!★」

…なんかお礼の意味が違う気が…。
周囲の人々の顔に冷や汗がたらりと。
つまり…
「盛り上がってる途中に間抜けなことしないでくれる?ムカつくからシバいてあげる★」ということである。

頭の良い碧はこれを察したのか、
「いいですよ。いや…ほんとに申し訳ない…。これ位で許していただけるのなら、
いくらでもお相手いたします。」

お…大人だっ!全ての元凶のウチの担任よりずっと大人だ!!!
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