初恋・最後の恋~君と私~
「俺、お前の事が好きなんだ。付き合ってくれないか?」

えっ・・・・・。
嬉しいけど私先輩の事そんな風にみれない。


「ごめんなさい!私先輩の事そんな風に見れなくて、ごめんなさい。」




「本当にごめんなさい。」



「人が下手に出てやったのに断るなんて最悪だな。天罰を下してやるよ」



ぶんっ

そういうと、先輩は拳を振り上げた。
な・・殴られる!
私は、反射的に目をつむった。




パシッ


あれ、痛くない。私が目を開けると・・・・。




「先輩、後輩に手を挙げるなんて最低ですよ。」




その人は、先輩の自称天罰を左手で掴んでいた。

そのお陰で、殴られなくてすんだ。
よかった、私を助けてくれたのは学校の冷徹王子上川輝喜だった。

学年1位の天才

サッカー部のエースストライカー。

学校一の美顔。

かっこいい・・・・。


×  ×  ×
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