お前俺にどんな魔法をかけたんだ?~snow magic~
「……え?」
大きな目を白黒され、戸惑っている様子を見て、何故だか自分の口元が緩むのを感じた。
「どうゆー漢字なんだよ。」
「え。なんで私の名前……?」
……こいつは馬鹿なのか。
「名前だけ名乗って逃げたのは、お前だろ。
あんな告白されたのは初めてだ。
名前を名乗ったなら、相手の名前も聞いてから逃げろ。
それから……」
「え、え?えええー???須藤くんが?わわわたしの名前を……。
きゃあああああー!!!」
ったく。話は終わってないっつーの。
「え、やった!わー、やったやったやったー!」
目を潤ませて、雪の上をピョンピョン跳び跳ねる。
……そんな高いヒール履いて跳び跳ねたら