にゃーん!

土方さんの呼び掛けで幹部が僕たちの部屋に集まると、璃桜はみんなにさっき僕にしてくれたように説明した


「……以上だ」

「朔の日だけは妖怪化する、か…」

「なんだよ~さっきいってくれれば良かったのに」


平助が頬を膨らめながらいった


「すまなかったな」


璃桜がまた困ったように笑った


「でも、話してくれたから良いじゃねーか」


佐之さんが璃桜の頭を撫でながらいった

撫でられる璃桜は気持ちが良いのか猫のようにゴロゴロと喉をならしている


「まるで大きな猫だな」

「うっさい」


笑う幹部に璃桜は頬を赤らめながらムスッとして言った



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