バッドエンドにさよならを

「あの…」

廊下から顔を覗かせる人物。

「あ、二宮くん…」

二宮くんとえりちゃんがいた。

2人はサワのもとにやってきた。

「ごめんなさい!」

「え?」

「井上くん、俺のこと助けてくれたのにひどいこと言って。しかも俺かばったけんいじめられおったんやろ。ごめん。」

「ええよええよ。大丈夫。二宮くんは大丈夫やったん?」

「…おん。他の子らとな、つるむようになったんよ。みんな優しくてな、」

「そっか。よかった。」

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