隣の彼の恋愛事情
「鍋、煮たってるけど大丈夫?」

そう斗馬に言われて、鍋を火にかけたままにしていたことを思い出してあわててキッチンへ走った。

「もうすぐできるから、先にシャワーする?」

そう言った私に

「先、飯食べたいから待ってる。シャワーは後で紅も一緒に」

そう言ってキッチンに立つ私の後ろから抱きついてきて、耳たぶを甘く噛んできた。

「ん、もう!いまからフライするから、向こうで待ってて」

恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にした私をみて満足したのか、斗馬は着替えに向かった。

(意地悪大魔神!)
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