隣の彼の恋愛事情
「あぁ、よかった。なんだか受付の方が忙しそうで声をかけづらくて。」

「私でよければ、ご用件をお伺いいたしますが。」

そう言うと、にっこりと微笑み

「法人3課の三浦さんをお願いします。」

思いもよらない人物の名前が出てきて驚いた。

(ん?どこの取引先の人だろう。今日アポイントはいってたっけ?)

頭のなかで色々考えているのがバレたのか、彼女がこういった。

「私用でお伺いしたので、お忙しいようでしたら出直しますが。」

(私用?)

私用となればここで勝手に断るのも問題があるし、アポイントとして私が知らないのは当たり前だ。

「いえ、私法人課の神崎といいます。三浦が席におりますか確認いたしますので、おかけになってお待ちください。」

そう言って、ソファに誘導しようとしたところ、
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