それでも君が好きだよ

俺と音は一曲躍り終わった後、

少しだけ話をしていた。




会えない日、どれだけ胸がいたくなった


だろう…。1人でいるのが辛い時があって、


2人でいるのを夢にまで見て………。




「今だけは思っていたい。音を…」



「うん…。」



「音、好きだよ…。」



「………うん。」



音は小さく小さく頷くんだ。


本当は俺は知っていたのかもしれない。



音の心の声を………。
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