椿ノ華



「やめっ…ん、ふ…!」


抵抗しようとしても、
両手を拘束されているから叶わなくて。

唇を深く重ねられてしまっては、抗議の言葉も出せない。


「は、…っや、ん…」


無理矢理顔を横に逸らして唇を離しても、
再び捕らえられてしまう。

ワンピースの様なランジェリーは、
いとも容易く脱がされベッドの下に落ちた。


「…っん、ぁ、」


舌が絡まり、その間に下着まで脱がされる。

体を隠す布は、何も無くなった。


「…これで下手に抵抗出来ないだろう」



< 112 / 243 >

この作品をシェア

pagetop