生徒会長の秘密。



「玖蘭、来い」

「え?」

「いいからついてこいって言ってんだよ」

先生に連れられたのは
繁華街の裏道にあるホテル。

「ここって…」

「俺んちちょっと遠いからさ。今から帰ると睡眠時間へるだろ?だからちょっと我慢してくれ」

「……なんか…すいません…」

「あやまんなよ。俺こそこんなホテルで悪いな」

「いえ…」

先生と一緒に部屋に入ると
意外と広い空間があった。

「風呂はいれよ。寒かっただろ?それとも俺があっためてやろうか?」

「…お風呂はいってきます。」

「ははっ。無視か~。いい根性してんなぁ」

1人笑う先生を部屋に残し
私はお風呂につかった。

錐斗幸(きりとゆき)。
私の担任であり、数学教師だ。
生徒から人気があり、
顔はわりと整っている。

先生とホテル入ったなんて
生徒に知られたら恨まれるだろうなぁ。

そんなことをぼんやり考えて
お風呂からでた。




「先生…お風呂どうぞ」

「俺はいいや。早く寝たいし。あったまったか?」

にこにこと笑う先生に
どこか安心感をおぼえた。

「ベッド一個しかないからこっちおいで。嫌だったら俺は床で寝るから」

「別にいいです。先生と一緒で」

ベッドに入ると少しどきどきする。

私自身、こんな経験はなかった。

「なんか…変ですね。ラブホ入ってるのに付き合ってなくて何もないなんて」

「…じゃあ…なんかするか?」

「え…?」

「キスでもする?」

「……して」

自分でもなんでこんなこと言ったのか
いまだにわからない。

でも、言ってしまったのだ。

「キス…して?」

「…いいのか?」

「お願い…」

たぶん、さみしかったんだと思う。
悲しくて、誰かと繋がりたかった。

先生の舌が私の中を掻き回すように
お互いを絡めあった。

「は…っん……んんっ…」

「…いい声だな」

最後にリップ音をたて、
くちびるがはなれた。

「…先生…。」

「ん?」

「うばっちゃってよ。私のこと」

「…言うなぁ。」

「…いいじゃん…。かわいそうなあたしに…すがらせてよ…」

するっとネクタイがほどかれる。

ワイシャツのボタンをはずされ、
ブラジャーに包まれた大きめの胸が
あらわになった。

「でかいな…」

「やめてよ。分析とかいらないから…早く触って」

「ははっ。そんなに触って欲しいのかよ。なぁ…どうされたいわけ?揉まれたい?舐められたい?甘噛みされたい?」

「……っ!」

「言わなきゃわかんねぇよ」

「…先生の好きなようにしていいから…。激しくして…?」

ふっと笑ってから
先生が私のブラジャーを
ずりあげた。

「あっ…ん…」

ふるんと胸が揺れ、色気が増す。

先生の指が胸の頂の周りを
くるくるとすべる。

なかなか先端を触ってくれなくて
余計に感じてしまう。

「…早く触ってよ…」

「…どこを?」

「…ち…くび…」

「♪」

指で先端を刺激され、
カラダがびくんとはねた。

「勃ってるよ…?お前のココ」

「んんっ…」

ぷっくりと膨らみ、勃った乳首を見て
先生がにやっと笑った。
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