happy birthday~君との約束~㊦
「そうじゃないけど……」
言えないってわけじゃないけど、言ってもどうしようもないって思いをもうしたくは無いのだ。
「別に無理には聞かないけどさ。それじゃ、俺病室に戻るから」
そう言って拓也は病室から出ていった。
ホッと胸をなでおろす。
危ないところだった…。
言えないことではない。
ただ、現実の事を考えるのはもう嫌だと思った。夢なんて持たないって決めたんだ。