happy birthday~君との約束~㊦
迷いや不安、悔しさや寂しさ、孤独な気持が混じったそんな声だった。
いつもとは違う声にたくさんの感情を感じた。
「今は…ほっといてくれないか?」
苦しそうにする拓真の顔は私の何かを苦しくさせる。
「でも…」
「ほっといてって言うのがわかんないのかよ!!」
拓也の怒鳴り声が病室に十分というほどに響く。
それでも、私の中の何かは彼から目を離せなかった。
「今は…優しくしてやれる自信がないんだ…!」