happy birthday~君との約束~㊦
そう言って拓也は私の腕を引っ張りベッドへと押し倒した。
「拓也…」
「何で俺ばかりなんだよ?俺なんかしたか?」
拓也が私に覆いかぶさっている。
だけど、その顔に映し出されているのは苦しさが混じっている表情だ。
拓也の手が私の服の中へ入ってくる。
だけど、私は抵抗はしない。
ただ拓也を見つめている。
「なんで抵抗しないんだよ?同情でもしてんのか?」
拓也の目はすごく冷たい。