happy birthday~君との約束~㊦


「他に好きな人が出来た、それが彼女の言った彼への最初で最後の嘘」


あの言葉は私にっとって翔太についた初めての嘘で最後の嘘になった。


「それから彼女はただ一人で戦っていました。辛くて孤独で…だけど、生きたいという我儘のために。彼の傍に行きたいと言う願いのために」


ずっと願っていた、翔太の傍にいたいって。


「だけど、女の子は最近残された時間は短く余命一年半と言われてしまいましたとさ…」


言い終わると同時に私の頬にはたくさんの涙が溢れていた。


「由紀…頑張ったね」


ぎゅっと力いっぱい抱きしめる真紀の手は私の何かを壊した。



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