happy birthday~君との約束~㊦


そっと影から覗きこむ。


人は聞いてはいけないことほど聞きたくなるものは無いんだもん!!


「何でって、ここうちの近くだから仕方ないじゃない」


あちらの方を指して話す真紀の先には真紀の家があるのは間違いない。


私も何度か行ったことがあるから分かる。


「そういうあんたは何してるの?」


「別にどうでもいいだろ?」


「全く、相変わらず冷たいねー。この馬鹿野郎」



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