キミが教えてくれた
―連れて行ってもらったのは
小さなお墓だった
周りには綺麗な花が咲いていた

今の季節は紫陽花が咲いていた
季節事に色々な花が咲くらしい

お母さんが元々園芸が好きだったらしい


「由里、俺の彼女の京香。約束通り彼女連れてきたぞ」
お墓の前で朔が微笑む


「こんにちは、京香です。」
あたしはペコリと挨拶をした

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