キミが教えてくれた
その後も
「可愛いな…」
とか

「ヤバい我慢できねぇ」
とか言ってあたしに唇を当てた


ま、まけない

いつの間にかあたし達は勝負をしていた


起きたら負け


そんな風に思っていた


まだまだあたしを口説く言葉が聞こえてくる



も、もう限界恥ずかしすぎるよう

そう思ってあたしは

「朔酔いすぎ!」

と言ってしまった



朔の顔は真っ赤だった

やっぱり酔ってた



え、でもなんか様子がおかしい
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