キミが教えてくれた
朔はあたしを自転車の後ろに乗せ


見覚えのあるところについた

あの小さな川

久しぶりにきたけど、やっぱ静かで落ち着く


「弁当ー食べたいっ」
ベンチに座って朔はそう言った

あたしは恥ずかしそうにお弁当を開いた
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