夜猫'A cat chooses xx.'
『風生……』
メットをはずして公園の中を見た風生の目は見開かれた。
その後すぐに、苦痛に顔が歪む。
「夢羽っ………」
風生の少し掠れた声が私の名前を呼ぶ。
それに何故だか酷く悲しい気持ちになった。
風生は、いつのまにか私を抱きしめてくれていた。
「………心配した。」
『………うん…』
「死ぬくらい、捜し回った」
『………』
「もう、消えないでくれよ………っ‼」
風生の声と、体が震えていて。
そっと背中に手を回した。