夜猫'A cat chooses xx.'


『あ、そういえば、何で倉庫に居るの?』



私のちょっとした問いに歪む皆の顔。



……そっか。




『……久しぶりに皆に会ってくる!』




私が顔を伏せたまま言って、部屋を出た。





行き先は、もちろんの如く夜猫のみんなの所じゃなくて。






『……っ』




外に一人で出た。






『……っ苦しいな…っ……‼』






顔を膝に埋めて






泣いた。








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