夜猫'A cat chooses xx.'
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熱い。
体が熱くて、それで意識が戻った。
目を開けると、何処か解らない、場所。
何処…………?
私は不安に駆られて叫びそうになった。
だけど、ガチャっと音をたてて開いたドアに注意がそれて叫ばずに済んだ。
俯き加減で入って来た人は、長身で少し猫背気味。
手には、水の入った桶があった。
その人は私の真横に来て、ようやく私を見た。
そして、大きく目を見開いた。
目は、グレーで、綺麗な澄んだ目をしていた。