ましゅまろ
マイ ディア
君と初めて出会ったあの朝、僕は硝子に張り付いて必死に君を探したんだ。

沢山の、

柔らかな命。

君はその中で、一際小さくて、小さな小さな両手を握りながら体を震わせ泣いていた。

< 1 / 8 >

この作品をシェア

pagetop