【続】赤い糸のその先は…。

「なっ...何を言ってるの? 要するに...彼は...まだ私の事を愛してるって言いたいのよっ...私はっ!」


そーですか。そーですか。


きっとそれは幻というものですよ。


私が、さっぱり彼女の思惑とおりに反応しないから...


「今日は、もういいわよ。」ってサジをなげられた。


でも、彼女の作戦は案外成功だったかも。


だって、課長に対して「女の敵じゃん」ってレッテルが


私の中で印刷されちゃったから。
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