鈍感ガールと偽王子

ちゅ、と軽く触れた唇。



「あけましておめでとう。今年初キス、だね」



美結は、そう言って。



照れたように、笑った。




「……あけましておめでとう」



返して、俺はぎゅっと美結を抱きしめた。




絶対、今顔赤いから。



……見られたくなくて。





「わーっ、初ハグだね!」



そう言って、美結もぎゅっと俺の背中に腕を回して抱きしめ返してくれた。


なんだよそれ…。



少しは我慢してるこっちの身にもなってくれよ!!


< 141 / 142 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop