運命だと初めて信じた恋。
「うぅ…りゅう、やぁ…」

私は涙が止まらなかった。
もちろんすれ違う人の視線がすごい。

だけど私はそんなの気にしている場合じゃない。

私は泣きながらひたすら歩いた。

「ただいま…」

泣きはらした顔で家についた。
家にはだれもいなくてよかったと思った。

私はとにかく疲れてなにもする気にならず
とりあえず自分の部屋に向かった。

ベットにぐったりと倒れこみ、
仰向けになって天井を見ながらぼーっとしていると
視界がぼやけてきて
私はまた涙を流した。


そして私は目をつぶり眠ることにした。


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